『風の又三郎』は、不思議さとさびしさ、そして人との関わりの大切さを感じさせてくれる作品です。
ここでは、別記事の読書感想文例をもとに、どうやって自分らしい感想文にアレンジできるかをくわしく解説します。
はじめに:この感想文のポイント
この感想文はとてもよく書かれています。以下の3つの点が特に優れています。
- 心が動いた場面を具体的に書いている(川の場面など)
- 三郎の行動や気持ちを想像している
- 自分の考えや体験とつなげている(転校生への対応など)
つまり、「物語の中のこと」+「自分のこと」がバランスよく書けている点がポイントです。
自分らしい感想文にするためのアレンジ方法
ここからは、例文をもとに自分だけの感想文に変える方法を紹介します。
すでに書いた人も、これから書く人も、アレンジのヒントにしてください。
アレンジ①:「印象に残った場面」を変えてみよう
例文では、「三郎が川に落ちる場面」が中心になっていますが、他にも印象的な場面はたくさんあります。
こんな場面も使える!
- 三郎がはじめて教室に入ってきたとき
- 三郎が天気や自然のことを話しているとき
- 三郎がいなくなった日の朝の教室のようす
「どの場面で心が動いたか」は人それぞれなので、自分がドキッとしたところ・考えさせられたところを選びましょう。
アレンジ②:「ちがい」をどう考えたか、自分の体験とつなげる
感想文の中では「転校生とどう向き合うか」というテーマがありましたが、自分の体験を入れるともっと良くなります。
こんな風に書ける!
- 新しい部活のメンバーに入ったとき、どんな風に感じたか
- 自分が「みんなと違う」と思って悩んだことがあるか
- 「ちがう」ということが、逆にいいことだった経験
自分のエピソードを入れることで、感想文が“自分のもの”になります。
アレンジ③:「風のような生き方」をもっと広げてみよう
例文では「風のように生きるのもかっこいい」と書かれています。ここをもっとふくらませると、ぐっと深い感想になります。
こんな視点で書ける!
- 「自由に生きる」とはどういうこと?
- 「自分をしっかり持つ」とは?
- 今の自分にとって「風のような生き方」とは?
三郎の生き方を自分なりの価値観に置きかえて書くと、読みごたえのある感想文になります。
アレンジ④:「さびしさ」の感じ方を自分の言葉で
『風の又三郎』は読後に「さびしさ」が残る作品です。
でも、そのさびしさをどう感じたかも、人によって違います。
- さびしいけどあたたかい
- 現実でも「別れ」はあると思った
- さびしさ=大切な思い出ができた証拠かもしれない
このように、自分の感じ方を深掘りするのもおすすめです。
まとめ:自分の「感じたこと」が正解
読書感想文に「正しい答え」はありません。
大切なのは、
「自分はこの物語のどこに心を動かされたか」
「それはなぜか」
「その気持ちをどう言葉にするか」
を、自分の言葉で書くことです。
『風の又三郎』は、ふしぎで美しく、読み終えたあとにも心に残る作品です。
自分の感じたことを大切に、世界に一つだけの感想文を完成させてくださいね。

