近年、電磁パルス(EMP)攻撃や大規模停電、災害による通信障害が現実的なリスクとして注目されています。都市部に住む私たちも例外ではなく、ライフラインが突如として断たれたときに、どのようにして情報を得て、生活を続けるかは重要な課題です。
この記事では、通信や電力が使えなくなった際に都市部でも活用できるアナログ手段を10個厳選し、その活用方法と備え方を解説します。
1. 手回し・ソーラー式ラジオ
用途:情報収集・緊急警報の受信
停電・通信断絶時にはインターネットやスマホに頼れなくなるため、アナログのラジオが貴重な情報源となります。特に、手回しやソーラー発電機能のあるモデルなら電池不要で、どこでも使えます。
► NHK防災情報(ラジオ周波数): https://www.nhk.or.jp/bousai/radio/
2. 方位磁石(コンパス)
用途:地図との併用による移動・避難経路の把握
スマホのGPSが使えない場合、紙の地図と方位磁石が命綱になります。避難所の位置を事前に確認し、簡易な地図とセットで備えておきましょう。
3. 紙の地図(自治体発行の防災マップ)
用途:避難ルート・危険地域の確認
多くの自治体が防災マップを配布・公開しています。これを印刷しておくことで、地震や洪水のリスクエリア、避難所の場所をすぐに確認できます。
► 東京都防災マップ:https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/
4. 電池式LEDランタン・懐中電灯
用途:夜間の生活・安全確保
停電時、特にマンションでは夜になると真っ暗になります。LEDランタンは省電力で長持ちし、手軽に明かりを確保できます。
5. 乾電池・モバイル充電器(ソーラータイプ)
用途:最低限の電力確保
乾電池を大量に備えること、ソーラーパネル付き充電器を用意することで、非常時でもライトやラジオ、補助的なスマホ利用が可能になります。
► 経済産業省「電力需給ひっ迫に備える」:https://www.meti.go.jp/press/
6. 現金(小銭も含む)
用途:電子決済が使えないときの支払い手段
都市部はキャッシュレス化が進んでいますが、停電時には使えません。紙幣と硬貨を分けて保管しておくと便利です。
7. メモ帳と筆記用具
用途:伝言や記録、連絡先の控え
スマホに頼らず、重要な連絡先や避難情報、買い出しメモなどを手書きで記録できるよう、ノートとペンを準備しておきましょう。
8. ホイッスル(笛)
用途:救助要請・所在のアピール
大声を出すよりも体力を温存でき、音が遠くまで届くホイッスルは、がれきの下や暗所での自己位置アピールに最適です。
9. 携帯トイレ・新聞紙
用途:断水時の排泄処理
水道が止まるとトイレも使えません。携帯トイレや新聞紙、ビニール袋などで簡易的なトイレを確保しましょう。
► 内閣府 防災情報のページ:https://www.bousai.go.jp/
10. ご近所ネットワーク(顔の見える関係)
用途:助け合い・情報共有
都市部で孤立を避けるためには、日頃からのご近所づきあいが大切です。マンションの掲示板や町内会などで情報交換の体制を整えておきましょう。
おわりに:都市で生き延びる力とは
都市部では便利な反面、災害が起きたときにはライフラインへの依存度が高いため、大きな打撃を受けやすいです。アナログな備えをすることで、情報断絶や停電時でも落ち着いて対応できます。
特に、今回ご紹介したアナログ手段は手軽に揃えられるものばかり。今のうちにチェックリストを作成し、少しずつ備えていくことをおすすめします。
► 備蓄品チェックリスト(東京都防災): https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1002147/index.html

