――例文をヒントに「自分だけの感想文」を書こう!
はじめに
読書感想文を書くとき、「なにを書けばいいかわからない」「本の感想ってどう書けばいいの?」と迷ってしまう人も多いと思います。そんなとき、例文を見るのはとてもよいヒントになります。
実際の『ビルマの竪琴』の読書感想文をもとに、ポイント解説と、自分の言葉にアレンジする方法を紹介します。例文を“そのままコピペする”のではなく、“自分らしい感想文に変える”ためのコツを中心に解説していきます!
感想文例のポイントは3つだけ
感想文例には、中学生にとって大切な要素がしっかり入っています。ここでは3つだけポイントを紹介します。
① 最初に全体の感想をはっきり伝えている
『ビルマの竪琴』を読んで、ぼくは「いのちの重さ」や「人を思う心」について深く考えさせられました。
はじめにテーマ(命の重さ、人を思う心)をしっかりと書くことで、全体の内容がぶれずにまとまります。
② 心に残った場面と、その理由を具体的に書いている
水島が日本に帰らず、ビルマに残って戦死者の弔いをすることを決めた場面です。
ただ「あの場面が印象に残った」だけではなく、なぜその場面が心に残ったのかまで説明しているのが大事なポイントです。
③ 本から得た学びを、これからの自分とつなげている
困っている友だちに声をかけたり、クラスのみんなが気持ちよくすごせるようにまわりを見たりすることも、小さなことかもしれないけれど、大切な一歩だと思います。
読書で感じたことを、これからの行動にどう活かすかを具体的に書くと、読みごたえのある感想文になります。
自分らしくアレンジするには?3つのステップ
ここからは、読書感想文例を参考にしながら、「どうやって自分の言葉で書くか」のコツを紹介します。例文の一部を引用しながら解説しますね。
ステップ①:「心に残った場面」は自分で選ぶ!
感想文例では、水島が日本に帰らずにビルマに残る決断をした場面が取り上げられていますが、自分が一番印象に残った場面を選びましょう。
たとえばこんなふうに変えられます。
例文:
水島が日本に帰らず、ビルマに残って戦死者の弔いをすることを決めた場面です。
アレンジ例:
ぼくが心に残ったのは、水島が竪琴を弾いてみんなを落ち着かせる場面です。戦争中でも、音楽で人の心をいやすことができるのだと思い、すごいと思いました。
→ 自分が強く感じた場面に変えるだけで、文章にオリジナリティが出ます!
ステップ②:「自分の気持ちや体験」を加えてみよう!
自分の体験や考えを加えると、ぐっと深みが出ます。
例文:
水島は自分のことだけでなく、すでに亡くなってしまった人たちのために行動します。
アレンジ例:
ぼくは、学校で友だちが困っていたときに「大丈夫?」と声をかけたことがあります。そのとき友だちが安心してくれたのがうれしかったです。水島のように、誰かのことを思って行動することは、大きなことじゃなくても大切だと感じました。
→ こうした小さな体験でも、自分らしい感想になります!
ステップ③:「この本を読んで自分がどう変わりたいか」を書こう
「これから自分はどうしたいか」を書くと、感想文がしっかりとまとまります。
例文:
家族や友だち、身の回りの人たちに対して思いやりを持ち、誰かのためにできることをさがして行動していきたいです。
ここをあなたの目標に合わせて変えてみましょう。
アレンジ例:
ぼくも、水島のように、人の気持ちに気づける人になりたいです。まずは、まわりをよく見ることから始めてみようと思います。
まとめ:「自分の言葉」で書くことがいちばん大切!
読書感想文例は、「こういう書き方があるよ」という参考です。
でも、感動したところや考えたことは、人によってちがってOKです。自分の気持ちを信じて、「なぜそう思ったのか」「これからどうしたいのか」を自分の言葉で書くことが、いちばん大事です。
最後にアドバイス!
- かっこよく書こうとしすぎないでOK!
- 自分の気持ちに正直になること。
- わからなくなったら、「どうしてそう思った?」をくり返してみよう。
あなたの読書感想文が、世界にひとつだけのすてきな作品になりますように!

